水曜日, 12月 05, 2012

PTSDか

それは突然やってきました。

銀行のソファーで順番待ちしていて、何気なく手に取った東日本大震災の写真集。

1日ずつ克明に記録された福島、宮城、岩手の被災地の様子。

高波が押し寄せ、家屋が倒壊し、人々が失意のどん底に。

何度も何度も繰り返し流された映像を辿るかのような本です。


心の中で何かが弾けました。
激しく気持ちが高ぶってきて、涙が溢れそうになりました。

それはマグマが地の底から噴火するかのような、心の中に眠っていた塊が破裂したような感覚でした。

とっさに本を閉じ、違うことに心を逸らして、なんとか自分と対話してその場は激情を押さえ込むことに成功しましたが、ああ、あの時と同じだなと思い出しました。

 危うく本屋で号泣しかけました


被災地ボランティアは昨年5月の東京都民ボランティアに参加したことから始まります。
先立って行われた参加者への説明会でこんな説明がありました。

”被災地に入って日常とかけ離れた風景に出くわすと、人は心にダメージを受けます。大きいか小さいかは人それぞれですが、それによって後々さまざまなことが体に起きます。それを覚悟してください”

そういう内容でした。


PTSD(心的外傷後ストレス障害)だな、これは。
ああ、自分に起こったことはこれなんだなと2回目になってやっと気付いたのでした。


映画の中でしか出くわさない凄まじい風景を前にしたとき、人は無言です。

普段の生活では心の奥に眠っている心の傷が、ふとしたきっかけで表に出てきてしまう。

もしもその場に誰もいなければ、その場で思う存分涙を流したでしょう。



命尽きるまで付き合っていくんだな。覚悟を新たにしました。
15日にも南相馬へ行ってきます。


ではでは@三河屋

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