災害ボランティアコーディネーター養成講座

 福島県南相馬のボランティアがらみで、東京ボランティア・市民活動センター(東京ボラセン)のホームページを開いたら、災害ボランティアコーディネーター養成講座の文字があったので、どんなことをやるのだろうとページを開いてみました。

 ふむふむ、コーディネーター養成を目的としてをS、A、Bとレベル分けして、そのレベルに合わせて実務経験者を招いて、実体験を元に語ってもらおうという志向のようでした。これは面白そうだなと思ってエントリーしました。

---------------【講 座 案 内】--------------
本講座は、災害時に災害ボランティア活動拠点等で活動する災害ボランティアコーディネーターを養成することを目的として、対象者別にS級・A級・B級の3つのコースを設けて実施するものです。人材養成の取り組みを通して、首都圏における大規模災害に備えた、災害ボランティア活動の支援体制づくりを進めていきます。

※S級コース:NPO、ボランティアセンター、区市町村社会福祉協議会のスタッフなどを対象とし、災害時に地域や被災地の中で中核的な役割を担えることを目指します。

※A級コース:災害ボランティア活動を一定程度経験された方などを対象とし、災害ボランティア活動拠点の運営支援ができることを目指します。

※B級コース:災害や防災の取り組みに関心がある方などを対象に、災害ボランティア活動拠点運営スタッフのサポートができることを目指します。
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私は組織に属していないのでB級コースです。


 飯田橋の東京ボラセンに付くと、会場はほぼ満席。百人の定員を満たしている様子。内容を要約すると・・・。


イントロダクション:
災害ボランティアセンター・災害ボランティアコーディネータの機能と役割

事例発表:
・気仙沼市災害ボランティアセンターの活動から
・陸前高田市災害ボランティアセンターとNPOの活動から

トークセッション
経験者に聞いてみよう!コーディネートの業務の実際



 私が携わってきた気仙沼、大島、陸前高田の話が満載だったので、スタッフ側から見たボランティアセンターの活動が垣間見れたのがよかった。気仙沼の事例発表者は都民ボランティアで面識もあって、お元気そうで何よりという感じです。陸前高田は大学4年生女子休学中NPO所属という方で、迷いながら手探りでの活動経過を興味深く聴きました。

 時間が2時間と短かったこともあり、深くは掘り下げ出来ませんでしたが、エントリーレベルということでは良い内容だなと思います。なにより、東日本震災を期にこういう活動に興味を持った人達に、東京VCとして紹介方々門戸を広げていくという意味で目的は果たされていました。

 私自身、こういう講座に参加したのは初めてで、理論よりは行動が先で活動してきましたが、スタッフ活動も興味深いなと思って講座を終えました。



なかなか@三河屋

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