面白い人に会った。というか招いたというべきかもしれません。
ブラジル三世にしてミニマリスト。
カウチサーフィンでこちらから招待して我が家にやって来ました。
ブログへの掲載に快諾してくれたので紹介したいと思います。
先日、NHKの朝の7時台でミニマリストが紹介されていました。
その中の一人。ドアを開けると、がらんとした何もない室内で、お膳のご飯を食べる男性。
その人は、以前は大変な物持ちで部屋にモノが溢れ、物質文明の典型のような生活から、一転して持ち物を最小限まで突き詰めたそうです。クリエーターの高城剛氏も同じことをやっています。
モノに溢れた生活から、必要なものだけに囲まれて生きる生活への転換。
究極の「足るを知る」です。
このミニマリスト。辞書を引くと minimalist 最小限主義者 と出てきました。
ブラジルから来た彼はそれを地で行っています。
これから日本に住もうというのに、持ち物が少ない。我が家にはデイパックひとつ。
日本に来るにあたって着るものは2セット。下着は入浴時に体と一緒に毎回洗います。もちろん速乾素材。一見化繊に見えるシャツも、実はウール。山をやる人ならご存知ですが、ウール素材は濡れても体温を奪わず、洗い込んでおけば扱いは簡単。気温の変化から体を守ってくれます。着るものも吟味されているのが分かります。
モノは要らない、この身一つで、必要なものは必要な分だけ自分で作って行く。そんな彼がこれからやろうとしていることが面白い。
実は彼、ブラジルに自分で設計した2,000㎡という豪邸を持っています。グーグルのストリートビューで見ると、これがナカナカのお家。でも広過ぎて家の維持に手間がかかるので好きじゃないと言います。妹さん夫婦にその家を譲って、彼は日本にやって来ました。
彼はなかなかの思考家。シンプルに生きるには、手持ちのものをどんどんそぎ落としていくので、本当に必要なもの、物事の本質を見極める必要があります。そういう点で、彼の一挙手一投足、言動は参考になります。
語学堪能にして7カ国語を操り、高校生の頃から親と離れ国を離れ、柔術、合気道、カポエラ(ブラジルの格闘技)をたしなみ、ネットに詳しく、話題が豊富で世の中のことをよくわきまえている。
いつも穏やかで笑顔を絶やさず、怒ったりムッとしたりしたところを、ついぞ見ることが出来ませんでした。
必要なことや知識は体に身につけておく。その身一つが財産です。それ以上のものはネットやクラウドを利用する。だからスペースを必要としません。
そんな彼がこれからやりたいこと、それは日本で土地を所得して、最小限の家を文字通り自分のチカラで建てて、最小限のエネルギーで最大限の生活をする。
さらに、そのノウハウを同好の人に教えて、コミュニティを作りたいと言います。
まず日本でそれを成功させて、世界にそのムーブメントを広げたいと夢を語ってくれました。日系三世が土地を購入できるようになるには数年かかります。それまで日本で働いて世界を旅するんだと語ってくれました。
私も彼ほど極端では無いですがミニマリストを志向しているので、彼の話には頷くことしきり。
例えば住む家について。
私はモバイルハウス、あるいはトレーラーハウスとよばれる移動可能な最小限の家に住む準備を始めています。持ち物をどんどん減らして、夫婦二人で日本の好きな場所で好きなだけ住んでみる。キャンピングカーとは違います。家です。
例えばこんな感じです。彼がブラジルを発つ前にFacebookでやり取りした中の例です。
ではでは@三河屋
ダブルインカムからシングルインカムへ
ダブルインカムからシングルインカムへ その2
快感:社会の鎧を脱ぐ
3時ラー なるもの
シュフばんざい: House-husband
外国人を家に招く
LGBTとの出会い
褒めるときは褒める JALへ
叱る時は叱る 国交省に電話する
デモに参加するということ
お金を使うか、お金に使われるか
一番好きな言葉: 小欲知足
ミニマリストとの出会い
日本の労働生産性を上げる10の方法:脱社畜のススメ(さらに、さらに更新)
オフグリッド事始め 100Wソーラー自家発電発進
『老人の取扱説明書』を読む
ブラジル三世にしてミニマリスト。
カウチサーフィンでこちらから招待して我が家にやって来ました。
ブログへの掲載に快諾してくれたので紹介したいと思います。
先日、NHKの朝の7時台でミニマリストが紹介されていました。
その中の一人。ドアを開けると、がらんとした何もない室内で、お膳のご飯を食べる男性。
その人は、以前は大変な物持ちで部屋にモノが溢れ、物質文明の典型のような生活から、一転して持ち物を最小限まで突き詰めたそうです。クリエーターの高城剛氏も同じことをやっています。
モノに溢れた生活から、必要なものだけに囲まれて生きる生活への転換。
究極の「足るを知る」です。
このミニマリスト。辞書を引くと minimalist 最小限主義者 と出てきました。
ブラジルから来た彼はそれを地で行っています。
これから日本に住もうというのに、持ち物が少ない。我が家にはデイパックひとつ。
日本に来るにあたって着るものは2セット。下着は入浴時に体と一緒に毎回洗います。もちろん速乾素材。一見化繊に見えるシャツも、実はウール。山をやる人ならご存知ですが、ウール素材は濡れても体温を奪わず、洗い込んでおけば扱いは簡単。気温の変化から体を守ってくれます。着るものも吟味されているのが分かります。
モノは要らない、この身一つで、必要なものは必要な分だけ自分で作って行く。そんな彼がこれからやろうとしていることが面白い。
実は彼、ブラジルに自分で設計した2,000㎡という豪邸を持っています。グーグルのストリートビューで見ると、これがナカナカのお家。でも広過ぎて家の維持に手間がかかるので好きじゃないと言います。妹さん夫婦にその家を譲って、彼は日本にやって来ました。
彼はなかなかの思考家。シンプルに生きるには、手持ちのものをどんどんそぎ落としていくので、本当に必要なもの、物事の本質を見極める必要があります。そういう点で、彼の一挙手一投足、言動は参考になります。
語学堪能にして7カ国語を操り、高校生の頃から親と離れ国を離れ、柔術、合気道、カポエラ(ブラジルの格闘技)をたしなみ、ネットに詳しく、話題が豊富で世の中のことをよくわきまえている。
いつも穏やかで笑顔を絶やさず、怒ったりムッとしたりしたところを、ついぞ見ることが出来ませんでした。
必要なことや知識は体に身につけておく。その身一つが財産です。それ以上のものはネットやクラウドを利用する。だからスペースを必要としません。
そんな彼がこれからやりたいこと、それは日本で土地を所得して、最小限の家を文字通り自分のチカラで建てて、最小限のエネルギーで最大限の生活をする。
さらに、そのノウハウを同好の人に教えて、コミュニティを作りたいと言います。
まず日本でそれを成功させて、世界にそのムーブメントを広げたいと夢を語ってくれました。日系三世が土地を購入できるようになるには数年かかります。それまで日本で働いて世界を旅するんだと語ってくれました。
私も彼ほど極端では無いですがミニマリストを志向しているので、彼の話には頷くことしきり。
例えば住む家について。
私はモバイルハウス、あるいはトレーラーハウスとよばれる移動可能な最小限の家に住む準備を始めています。持ち物をどんどん減らして、夫婦二人で日本の好きな場所で好きなだけ住んでみる。キャンピングカーとは違います。家です。
例えばこんな感じです。彼がブラジルを発つ前にFacebookでやり取りした中の例です。
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これらは海外の例ですが、日本でも既に始めている人達がいて、それを手助けする業者がいて、やりたいことを実現し、自由な生活を謳歌しています。
この家は移動できるので固定資産税がかかりません。耐久年数は普通の家と変わりません。
「ゼロ円ハウス」で有名になった坂口恭平という家を建てない建築家がいます。彼に本によると、学生時代に大工の師匠に学んだ時に、家を建てるにあたってどうしても納得がいかないことを師匠に質問したそうです。なぜコンクリートの土台にの上に家を建てるのか。なぜ家は固定しなければいけないのか。
その疑問から、ゼロ円ハウスは生まれてくるのですが、大工の師匠もその質問には答えられませんでした。
なぜ家を固定しなければいけないのか。税金を取るためです。決まった場所に住まわせて、そこで税金を払わせる、これが世界で広くやられている租税徴収法です。
私は常識を疑い、既成概念から解き放たれた生き方を模索しているので、こういったアンチテーゼは私にとって恰好のテーマになります。
向こう10年かけて、私はこれを実現しようと思っています。
そして彼も彼のコミュニティ作りに向けて、動き始めています。
ワクワクする未来の風景が目の前に広がりそう。これから先が楽しみです。
ではでは@三河屋
参考
三河屋幾朗ってどんなヒト?ダブルインカムからシングルインカムへ
ダブルインカムからシングルインカムへ その2
快感:社会の鎧を脱ぐ
3時ラー なるもの
シュフばんざい: House-husband
外国人を家に招く
LGBTとの出会い
褒めるときは褒める JALへ
叱る時は叱る 国交省に電話する
デモに参加するということ
お金を使うか、お金に使われるか
一番好きな言葉: 小欲知足
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