8th May: New York transit and about JAL 5月8日ニューヨーク乗継ぎとJALの厚遇<世界見聞録>

I have started a round the world tour since 8th May.

世界一周の旅が始まりました。最初の国はブラジルです。

ちょうど地球の真裏、26時間のフライトですが、トランジットで、米国のニューヨークJFK空港でJALからTAM航空へ乗換のために、いったん米国に入国しなければなりません。おまけに乗り継ぎ便のスケジュールがタイト。入国・出国で長蛇の列が有名なJFK空港なのでどうなりますやら。



米国は2度目ですが、前回が90年代後半だったので隔世の感があります。

米国911テロ以降、世界が一変して、米国の入国にもESTAが必要になり、疑心暗鬼が地球を覆ってパリ、トルコ、様々な都市がテロの標的になっています。

それは旅人の最大の脅威でもあります。悪くすれば旅先でテロで死ぬかもしれません。入国での様々な障壁も増えます。例えばカンボジア国境で、賄賂なしだと長時間待たされるといった、途上国で有りがちな煩わしい事に加えて、先進国でもテロによる障壁が上乗せされていくのです。


その米国入国でJALサービスに目を見張りました。

まずJAL機を降りた直ぐの通路で、私のネームカードを持って待っている人が居ます。乗り継ぎがタイトなことを見越して係りの人が出迎えてくれていたのです。

そこからは長蛇の列3回の、入国荷物の受け取り入国審査、出国審査を、蛍光色のExpression Connectionカードでショートカット繰り返し。それはまるでディズニーランドのファストパスの如くスピーディです。

そこのうえJALの係りの人がエスコートしてくれて、ターミナル1から8へのトラムの乗換のプラットホームまで、ずっと私の前を歩いて案内してくれました。こんな扱いを空港内で受けたのは初めてだったので驚きました。



JALが一度倒産の憂き目にあって、稲盛さんと、パイロット叩き上げの社長によって見事に復活したのは記憶に新しい所です。

成田~パリ往復を、繰り返し乗っていた2008年までと比較して、フライトアテンダントの対応が向上したことは、沖縄からの帰りの便でJetstarからJALへの振り替えられた時から感じていました。今回のフライトでも、日本独特の細やかな心遣いが行き届いたJALのサービス向上は揺るぎないなと感じました。

参考:褒めるときは褒める


それに加えて、座席周辺の快適性の向上には目を見張りました。100以上の映像から選べるエンターテイメントや、大型化したディスプレイ、座席下設けられたモバイル用AC電源に加えて、食事の質も良くなったように思います。


旅をしていて嬉しいのは、こんな予想もしない厚遇を受けた時です。トランジットと言う、旅の中ではちょっと不安で煩わしい事柄が、今回は楽しい時間になりました。幸先良い感じです。



ではでは@三河屋

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