世界一周。
誰もが一度やってみたい夢のひとつではないでしょうか。私も、いつかは行きたい、出来れば東京オリンピックが終わった2020年以降に、今まで出会った海外の友人知人を訪ねて世界を一周したいと思っていました。
それをカタチにしたいと思いながら、帰国してから出来ずにいました。
気が付けば帰国して7か月が経っていました。
それだけの醸造期間が必要だったのでしょう。
答えが出てきました。
心の澱(おり)を降ろしたいからです。
膨大な「異質な記憶」を心に抱えたままでは重くて仕方ない。文章に記したいのは、心を整理して自分に対しての「けじめ」をつけたいのだなと気付きました。
最大のテーマは「人間とは何か」という疑問を探る旅。
地球に棲む食物連鎖の頂点と驕る人間という生物、その人間とは何かを知る旅です。
そしてやりたいことは、
世界に散らばる友人・知人を訪ねる
個人宅に泊まって旅する
海外でもスターライトホテル(テント泊)する
自転車でその地を走りまくる
イスラム教に触れる
シリア難民のいまを見る
アメリカという国を理解する
第二次世界大戦、その痕を考察する
ツール・ド・フランスを追っ掛ける
そして行き着いたのが、書きたいことから書いていく、ということ。
それをどんどん続けていけばパズルが埋まっていくはずです。
心の赴くまま、興味のまま、書きたいことから記していく、そんな徒然草風おくのほそ道。
世界見聞録、始めます。
誰もが一度やってみたい夢のひとつではないでしょうか。私も、いつかは行きたい、出来れば東京オリンピックが終わった2020年以降に、今まで出会った海外の友人知人を訪ねて世界を一周したいと思っていました。
それが思ってもみない幸運から2016年に実現しました。
旅は2016年の5月から5か月にわたり東回りで世界をひと回りしてきました。普段の生活なら恐らく10年分くらいの記憶と風景が、濃密な感触と経験と共に脳味噌に刻み込まれ、皮膚の内側に沁み込んでいきました。
旅は2016年の5月から5か月にわたり東回りで世界をひと回りしてきました。普段の生活なら恐らく10年分くらいの記憶と風景が、濃密な感触と経験と共に脳味噌に刻み込まれ、皮膚の内側に沁み込んでいきました。
それをカタチにしたいと思いながら、帰国してから出来ずにいました。
旅行記として時系列で書き出すことはできます。しかしどうも乗り気がしません。その一因は、既に旅行中に日々、Facebook上に写真とコメントを書き綴ってきたことにもあります。
なぜ旅行の記憶を改めてしたためる必要があるのだろう。自分の心に聞いてみましたが、答えは返ってきませんでした。
なぜ旅行の記憶を改めてしたためる必要があるのだろう。自分の心に聞いてみましたが、答えは返ってきませんでした。
気が付けば帰国して7か月が経っていました。
それだけの醸造期間が必要だったのでしょう。
答えが出てきました。
心の澱(おり)を降ろしたいからです。
膨大な「異質な記憶」を心に抱えたままでは重くて仕方ない。文章に記したいのは、心を整理して自分に対しての「けじめ」をつけたいのだなと気付きました。
旅のテーマ
幾つかのテーマをもって旅しました。最大のテーマは「人間とは何か」という疑問を探る旅。
地球に棲む食物連鎖の頂点と驕る人間という生物、その人間とは何かを知る旅です。
そしてやりたいことは、
世界に散らばる友人・知人を訪ねる
個人宅に泊まって旅する
海外でもスターライトホテル(テント泊)する
自転車でその地を走りまくる
イスラム教に触れる
シリア難民のいまを見る
アメリカという国を理解する
第二次世界大戦、その痕を考察する
ツール・ド・フランスを追っ掛ける
南米(4ケ国):ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン
北米(2ケ国):米国、カナダ
欧州(19ケ国):フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、スペイン、デンマーク、チェコ、ポーランド、スロバキア、オーストリア、ポーランド、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロ、アルバニア、ギリシャ、トルコ、[英国]
アジア(2ケ国):タイ、[カタール]
アジア(2ケ国):タイ、[カタール]
訪問都市 64:南米12、北米15、欧州35、アジア2
滞在箇所 58:南米11、北米15、欧州31、アジア1
地球人種への仲間入り
世界は広い。それをぐるりと一周する。世界の今を目の当たりにする。毎日が小さなショックの連続です。そんな旅暮らしの生活を終えて帰国する。旅立つ前とは全く違う自分がここにいることを実感します。この感覚は経験した者でしか分かりません。
我が家にやって来るワールドトラベラーのような「世界人種」とは丁々発止、話が合うのですが、世界旅行未経験の人とは感覚が合わず、説明しても真意が伝わりません。ある意味日本人同士でも言葉が通じないような一種の疎外感を感じます。想像ではなく現実を経験した、達観したというか、それを知った者だけが味わう感覚、それが前と後。
膨大な記憶をただ吐き出すのなら簡単です。しかし、単に吐き出しただけの記憶の断片の羅列は書くのにトキメカナイし、読む人も苦痛です。
「世界という感覚」「地球のサイズ」というものをどうやったら伝えられるか考えてみました。
膨大な記憶をただ吐き出すのなら簡単です。しかし、単に吐き出しただけの記憶の断片の羅列は書くのにトキメカナイし、読む人も苦痛です。
「世界という感覚」「地球のサイズ」というものをどうやったら伝えられるか考えてみました。
そして行き着いたのが、書きたいことから書いていく、ということ。
それをどんどん続けていけばパズルが埋まっていくはずです。
心の赴くまま、興味のまま、書きたいことから記していく、そんな徒然草風おくのほそ道。
世界見聞録、始めます。
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