ラジオに投稿:『久米宏ラジオなんですけど』

ラジオに投稿しました。人生2度目です。

前回はNHKの夕方のニュース系の番組で、読まれました。
それを思い出して、今回はTBSの番組です。




『久米宏ラジオなんですけど』という番組で毎週土曜日の13時からやってます。今日は2か月に一度のスペシャルウイーク。テーマは、

「考えたことある? あなたは、保守?それとも革新?」

というものでした。そしてゲストは、ゴーマニズム宣言で知られる漫画家・評論家の小林よしのりさん。これは投稿せねばと、番組開始1時間半前にメールで投稿しました。



この番組は久米さんの切り口鋭く、2時間の尺は時間の過ぎるのが早い。

残念ながら、私の投稿内容と、小林よしのりさんのハナシが大きく被っていたので読まれませんでしたが、自分で番組に投稿すると読まれるんじゃないかと、ワクワクして聞く2時間は楽しいものです。

以下、投稿した内容です。

皆さんはラジオ、聴きますか?

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東京都に住む主夫、純粋日本人57歳です。

私はリベラル保守です。
世界中を旅する私の「専門」は世界比較文明論です。

昨今の改憲論議に嫌気が差しています。
実際に43カ国を訪れて感じる「不都合な真実」は日米地位協定です。

外務省が頑なに隠す日米地位協定の陰。

『米国は日本のどの場所にも基地にしたいと要求できる』
『日本は事実上これを拒めない』

それをプーチンは知っているから「それで北方領土に米軍基地作らせないんですね」と諭された日本。米国従属の最たるものと感じました。

事程左様に、様々な外国人に言われます、日本はアメリカの犬と。


しかし、私はそうは思いません。ここからが本題です。

『戦えない軍隊(自衛隊)』を持つこと、自衛隊を戦えない軍隊として縛る憲法を護り続けた歴代の首相や政治家の知恵を高く評価しています。

佐藤内閣ではベトナム戦争へ、小泉内閣ではイラク戦争へ、米国から自衛隊を出して戦えと要請された時、時の首相は・・・

「行きたい、しかしあなた方(米国)が押し付けた難しい憲法によって戦えません、後方支援をいたしましょう」

この話を田原総一朗氏の文章を読んで、合点がいきました。

日本は曖昧文化です。世界を回って、これほど曖昧なのに平和な国、安全な国はありませんでした。私はこれが日本人の知恵、他の人種にはないオリジナリティだと思います。

上手くあやふやにして焦点をずらす。国会答弁でよく見られる光景です。時に不誠実さを感じてに怒りも覚えますが、これも日本の特徴だなと思います。

先頭を進むのは苦手、与えられたものを上手に熟して自分のものにする、そんな日本型政治の一面もアリだと思います。曖昧こそ日本の文化。○か☓かという二元論が世界の趨勢ですが、上手に立ち回る知恵、それをベルギーに住んで学びました。

欧州という国と国とがひしめき合う非常に難しいなかでの政治的対立で、最後に出てくるのが小国ベルギー。建前を重視しつつ実を取る、ベルギーネゴシエイションとして有名ですが、それ故にECの本部がブリュッセルにあるのだと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。

私はこういう人間です。
・リオ五輪の聖火ランナー
・日本、米国、欧州の企業経験でメカニカルエンジニアとしてキャリアを積む
・仕事で一時ベルギーに住む
・仕事はもういいやと、50歳でリタイアして自由人に
・世界一周ほか、海外経験43か国
・自宅に外国人旅行者を受け入れ、日々カルチャーショックを楽しむ
・今年は自転車連れてユーラシア大陸を横断の旅に出ます
https://mikawaya1960.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html


これからも番組を楽しく拝聴いたします。
久米さん、聴いてますよ!がんばってください!

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とまあ、こんな感じです。

50代以上の方なら受験勉強は深夜放送聴きながら、という方も多かったと思います。金沢育ちの私はパックインミュージックが聴けるMRO放送、そして聞こえたり切れたりのやっとやっと届く遠くの電波で聞いたオールナイトニッポンが午前3時までのお友達でした。

ラジオの良いところは目で見なくてもいいこと。五感のうちの一つを解放して他のことに使えます。こうやってPCに向かって作業していても何の妨げにもなりません。これがテレビや動画だとそうはいきません。

旅する時もラジオがお供です。日本の津々浦々まで足を伸ばす私にとって、地方局の訛り溢れる放送などはご馳走です。




いま使っている携帯ラジオも買ってから25年ほどですが、イヤホンを更新しつつ、いまだ現役です。

ラジオ、ラブです。


ではでは@三河屋

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